介護の需要が伸びていく中で、通所で利用できるデイサービスは、社会的なニーズに柔軟に応えてくれる施設として大切にされている。
大手法人が各地にデイサービスセンターを設置したり、企業ブームに伴って、個人が施設を作ったりしている状況があり、次々に新しい職場が生まれてきているのが現状だ。この傾向が原動力になって、看護師がデイケアセンターを職場として選んでいることも多いようだ。
新設の施設は、概してきれいで設備が整っているのが大きな理由だ。古い現場に比べると、空調が効きやすくて快適な職場環境が整っているのは魅力で、自分だけでなく利用者のストレス軽減にもなる。看護師にとっては、医療に関わる設備の充実によって働きやすくなるというのも重要な点だ。医療現場にあったけれど、介護現場にはないという設備は多く、一つでも共通するものがあると、かなり仕事をスムーズに行うことが可能だ。介護システムも最新のものが入っていることが多いため、スマホやタブレットで効率的に業務をこなせる環境を手に入れられる点でも魅力がある。
また、新しいデイサービスセンターとなると、福利厚生も整っていることが多いようだ。休日出勤や夜勤が不要で、残業もほとんどないという現場が増えているのが現状だ。それに加えて、制度として育児休暇を長くとれるようにしたり、短時間勤務の希望を通りやすくしていたりすることもある。デイサービスセンターを選ぶと、働きやすい環境が手に入りやすくなっているのだ。